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Plumbing Commands
-
2.50.0
2025-06-16
- 2.41.1 → 2.49.0 no changes
-
2.41.0
2023-06-01
- 2.39.1 → 2.40.4 no changes
-
2.39.0
2022-12-12
- 2.34.1 → 2.38.5 no changes
-
2.34.0
2021-11-15
- 2.31.1 → 2.33.8 no changes
-
2.31.0
2021-03-15
- 2.30.1 → 2.30.9 no changes
-
2.30.0
2020-12-27
- 2.29.1 → 2.29.3 no changes
-
2.29.0
2020-10-19
- 2.23.1 → 2.28.1 no changes
-
2.23.0
2019-08-16
- 2.18.1 → 2.22.5 no changes
-
2.18.0
2018-06-21
- 2.16.6 → 2.17.6 no changes
- 2.15.4 no changes
- 2.13.7 → 2.14.6 no changes
-
2.12.5
2017-09-22
-
2.11.4
2017-09-22
- 2.9.5 → 2.10.5 no changes
-
2.8.6
2017-07-30
-
2.7.6
2017-07-30
- 2.5.6 → 2.6.7 no changes
-
2.4.12
2017-05-05
-
2.3.10
2015-09-28
- 2.1.4 → 2.2.3 no changes
-
2.0.5
2014-12-17
説明
指定されたファイルの各行に、その行を導入したコミットからの情報で注釈を付けます。オプションで指定されたリビジョンからの注釈を付けることもできます。
このコマンドとgit-blame[1]の唯一の違いは、出力形式がわずかに異なることです。このコマンドは、既存のスクリプトをサポートするための下位互換性のためだけに存在し、他のSCMシステムから来た人々により馴染みのあるコマンド名を提供します。
オプション
- -b
-
履歴の境界となるコミットの SHA-1 を空欄で表示します。この動作は
blame.blankBoundary
設定でも切り替え可能です。 - --root
-
履歴の最初のコミット(ルート)を境界として扱いません。この動作は
blame.showRoot
設定でも切り替え可能です。 - --show-stats
-
blame の出力末尾に追加の統計情報を表示します。
- -L <開始>,<終了>
- -L :<関数名>
-
<開始>,<終了> または関数名の正規表現 <関数名> で指定した範囲の行だけに注釈を付けます。複数回指定でき、範囲が重なっても問題ありません。
<開始> と <終了> は省略できます。
-L <開始>
または-L <開始>,
なら <開始> からファイル末尾まで、-L ,<終了>
ならファイル先頭から <終了> までが対象です。
Warning
|
Missing See original version for this content. |
- -l
-
完全なリビジョン(長い形式)を表示します(デフォルトは非表示)。
- -t
-
生のタイムスタンプを表示します(デフォルトは非表示)。
- -S <リビジョンファイル>
-
git-rev-list[1] を使わず、指定したリビジョンファイルの内容を利用します。
- --reverse <リビジョン>..<リビジョン>
-
履歴を通常とは逆に(過去から未来へ)たどります。各行が現れたリビジョンではなく、その行が最後に存在したリビジョンを表示します。START..END のようなリビジョン範囲が必要で、START に blame 対象のパスが存在している必要があります。
git blame --reverse START
はgit blame --reverse START..HEAD
と同じ意味になります。 - --first-parent
-
マージコミットに出会った場合、最初の親コミットだけをたどります。これにより、全体の履歴ではなく、特定の統合ブランチに行が追加されたタイミングを調べることができます。
- -p
- --porcelain
-
機械処理しやすい形式で出力します。
- --line-porcelain
-
porcelain フォーマットで、すべての行ごとにコミット情報を出力します(最初の参照時だけでなく全行)。--porcelain を含みます。
- --incremental
-
機械処理しやすい形式で、結果を順次出力します。
- --encoding=<エンコーディング>
-
著者名やコミット要約の出力エンコーディングを指定します。
none
を指定すると変換せずそのまま出力します。詳しくは git-log[1] のエンコーディングの説明を参照してください。 - --contents <ファイル>
-
指定したファイルの内容を使って注釈を付けます。<rev> を指定しない場合は HEAD から開始します。ファイル名に - を指定すると標準入力から内容を読み込みます。
- --date <フォーマット>
-
日付の出力フォーマットを指定します。--date を指定しない場合は blame.date 設定値が使われ、設定がなければ iso 形式になります。利用可能な値は git-log[1] の --date オプションの説明を参照してください。
- --[no-]progress
-
進捗状況は、デフォルトでは標準エラー出力が端末に接続されている場合に表示されます。このフラグを指定すると、端末に接続されていなくても進捗が表示されます。
--progress
は--porcelain
や--incremental
と同時に使用できません。 - -M[<数値>]
-
ファイル内で移動やコピーされた行を検出します。たとえば、A→B だったものが B→A になるような変更では、従来の blame では一方しか検出できませんが、このオプションを使うと両方の行を親コミットに帰属させるよう追加で検査します。
<数値>は省略可能で、Gitが移動やコピーとみなすために必要な英数字の最小文字数です。デフォルトは20です。
- -C[<数値>]
-
-M
に加えて、同じコミット内で他のファイルから移動またはコピーされた行も検出します。規模が大きいリファクタリング時に便利です。このオプションを2回指定すると、ファイルを新規作成したコミット内の他のファイルからのコピーも検出対象になります。3回指定した場合は、あらゆるコミット内の他のファイルからのコピーも検出されます。<num> は省略可能ですが、Gitがファイル間で移動やコピーと判定するために必要な英数字の最小文字数を指定します。デフォルト値は40です。
-C
オプションが複数指定された場合、最後に指定した-C
の <num> が有効になります。 - --ignore-rev <リビジョン>
-
Ignore changes made by the revision when assigning blame, as if the change never happened. Lines that were changed or added by an ignored commit will be blamed on the previous commit that changed that line or nearby lines. This option may be specified multiple times to ignore more than one revision. If the
blame.markIgnoredLines
config option is set, then lines that were changed by an ignored commit and attributed to another commit will be marked with a?
in the blame output. If theblame.markUnblamableLines
config option is set, then those lines touched by an ignored commit that we could not attribute to another revision are marked with a *. In the porcelain modes, we print ignored and unblamable on a newline respectively. - --ignore-revs-file <ファイル>
-
fsck.skipList
と同じ形式でリビジョンを列挙したファイル内のリビジョンを無視します。複数回指定でき、blame.ignoreRevsFile 設定より後に処理されます。空文字("")を指定すると、これまでに処理したリストをクリアします。 - --color-lines
-
デフォルト形式で、直前の行と同じコミット由来の行を色分けします。これにより、異なるコミットによるコードブロックの区別がしやすくなります。色はデフォルトでシアンですが、
color.blame.repeatedLines
設定で変更できます。 - --color-by-age
-
デフォルト形式で、行の古さに応じて色分けします。色の範囲は color.blame.highlightRecent 設定で調整できます。
- -h
-
ヘルプを表示します。
GIT
Part of the git[1] suite