Git
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A3.2 Appendix C: Gitのコマンド - プロジェクトの取得と作成

プロジェクトの取得と作成

Gitリポジトリを取得するには、2つの方法があります。一つはネットワーク上かどこかにある既存のリポジトリをコピーしてくる方法、もう一つは既存のディレクトリに新しくリポジトリを作成する方法です。

git init

ディレクトリを選んで、そこをGitのリポジトリにしてバージョン管理を始められるようにするには、単に git init を実行します。

これを最初に紹介したのは Git リポジトリの取得 で、作業の開始にあたり新規にリポジトリを作成しました。

リモートブランチ では、デフォルトのブランチを “master” から変更する方法を簡単に述べました。

ベアリポジトリのサーバー上への設置 では、サーバ用に空のベアリポジトリを作成するのにこのコマンドを使用しました。

最後に、 配管(Plumbing)と磁器(Porcelain) では、舞台裏で実際に行われていることの詳細について、その一部を見てきました。

git clone

git clone は、実際にはいくつかの他のコマンドのラッパーのようなものです。新しいディレクトリを作成し、そこに入って git init を実行して空のGitリポジトリを作成し、渡したURLをリモートに追加(git remote add)し(デフォルトでは origin という名前が付けられる)、そのリモートリポジトリから git fetch し、最後に git checkout でワーキングディレクトリに最新のコミットをチェックアウトします。

git clone コマンドは本書全体を通して何十回も使用されてきましたが、ここでは興味深い数カ所を列挙します。

基本的には 既存のリポジトリのクローン でコマンドの紹介と説明を行いました。ここではいくつかの例を示しました。

サーバー用の Git の取得 では、 --bare オプションを使用してワーキングディレクトリのないGitリポジトリのコピーを作成する方法を見てきました。

バンドルファイルの作成 では、Gitリポジトリのバンドルファイルを展開するのに使用しました。

最後に、 サブモジュールを含むプロジェクトのクローン では、 --recursive オプションを使って、サブモジュールつきのリポジトリのクローンを簡単に行う方法を学びました。

このコマンドは本書の他の多くの箇所でも使われていますが、ここではちょっとユニークだったり、他とは違う使われ方をしている箇所を挙げました。